物を増やさない15の法則 ~後編~
たとえば雨傘が欲しい場合、
☑持ち手はバンブー
☑無地
☑5000円以内
☑くすみ系カラー
☑ジャンプ式
などデザインや価格、機能面まで詳しく書き出して。自身が求める条件を可視化することで、何となく物が増えるの防止できますよ。
⑨欲しい物が出てきたら、いらないものを手放す
物欲が湧いてきたら、あえて不要な物を手放してみてください。
気分がすっきりして、買いたい気持ちをセーブできます。繰り返していくうちに、他のアイテムも減らしたくなるから不思議です。
「何で買おうと思っていたんだっけ?」と、いつのまにか気持ちが落ち着いている場合もあるでしょう。
⑩すぐに買わずに時間を置く
欲しいからといって、すぐに購入しないことも大切です。
「せっかく来たのだから、とりあえず買っておこう」「セールで安くなっているから」といった感情は、一時的なものかもしれません。
まずは客観的に、自身の気持ちと向き合ってみてください。そのためには、少し時間を置くのがおすすめ。
何日かすると「アイテムの存在すら忘れていた」ということも、よくあります。
物に頼らないために心を整える
「何年も使っていないアイテムでも、手放すことに不安を感じる」「買い物することでストレスを発散させている」という人は、物で心を満たそうとしている可能性があります。
今、何かストレスや悩みを抱えていませんか?睡眠不足など、生活リズムの乱れも精神面に影響します。
自身とじっくり向き合って、内面もケアすることが大切です。
⑪自分の時間をもつ
仕事や家事に追われていると、つい自分のための時間を削ってしまいがち。
その結果ストレスが溜まり、物欲を引き起こしやすくなります。
たまには、するべき作業と距離をとって、家族・友人との時間や趣味など、楽しいと思えることに没頭してみてはいかがでしょうか?
心が満たされれば、物の存在で隙間を埋める必要もなくなります。
⑫自己肯定感を高める
自分に自信がもてないと、物に対する思い入れが強くなる傾向があります。
その結果、手放すことに不安を感じて、どんどん物が増えていく可能性も。
一日の終わりに頑張ったことや嬉しかった出来事をノートに書いて、自身を認めるトレーニングをしてみましょう。
⑬すっきり暮らしている人から刺激をもらう
自分自身を基準に物を選び、生活している人をお手本にすると良い刺激になるのでおすすめ。
ただし、何が必要で何が不要かは人によって異なります。
全て真似するのではなく「これは私にも合いそう」と思う方法を取り入れるのがポイントです。
必要な物を見極めるために、自分を知る
物を増やさずに適切な量をキープするためには、自分自身を知る必要があります。
何が好きなのか、理想とする暮らしはどんなものなのかを、改めて考えてみましょう。
⑭自分の好きな物を知る
持っていて気分が上がる物は、どんなアイテムですか?ノートに書き出していくと、自分の中の基準が見えてきます。
「パステルカラーが好き」「少しガーリーなアイテムに惹かれる」など、各項目を眺めてみると共通点が見えてくるはず。
「おしゃれなあの人が使っているから買おう」と、他人に流されて物を選ぶことがなくなるでしょう。
これまでに手放したアイテムを箇条書きにするのもおすすめです。
品物だけでなく、理由も一緒に記入して。物を選ぶときの、良い判断基準になりますよ。
⑮自分に似合うアイテムを知っておく
自分の肌や体形、雰囲気に合うのは、どんなアイテムなのかを知っておくと、物選びで失敗するのを防げます。
一度パーソナルカラーや骨格診断などで、自己分析してみるのもおすすめ。
好きな物と似合う物を把握すれば自分自身の基準が、より明確になるでしょう。
自分にとって必要かどうか、見極めることが大切
物を増やさないためには、所有するアイテムの量を上手にコントロールすることがポイント。
自身にとって必要かどうかの見極めが大切です。
また持ち物で心を満たしている人は、内面をケアすることも重要。今回ご紹介した15の法則を参考に、まずは取り入れられそうな方法からトライしてみてください。
少しずつ練習を重ねて、理想の空間と暮らしを手に入れましょう。