おうちをキズつけないで壁面収納できちゃう!「ディアウォール」でDIYしよう♪ ~前編~

海外では当たり前。収納には「壁面」を使う



モノにあふれていてもどこかおしゃれで真似してみたい海外のインテリア。日本のインテリアと違うところってわかりますか?それは「壁面」を上手に使って収納を確保しているところなんです。リビングや寝室はもちろん、トイレやサニタリーまで、壁面に収納を作ってその空間に必要な収納を確保しているんです。



壁面に収納を作ることによって他の家具の高さや奥行きを揃えられたり、部屋を広く見せることができるように床の面積を増やしたりすることができます。これは「インテリアの基本」とも言われており、おしゃれなインテリアを作るために必要なことと考えられています。



このように壁面に大きな収納があるとおしゃれに見えてきますよね。家具の色やインテリアのテーマを統一することも簡単にできそうです。こんな大容量の収納ならいくつあってもいいですよね。



では、壁面に収納を作るためにはどのような方法があるのでしょうか。一軒家なら簡単に好きなところに収納を増やすことができますが、賃貸ならそう簡単にはいきません。でも、こんな壁面収納でおしゃれなインテリアを目指したい方におすすめしたい方法があるんです。


「ディアウォール」って知ってますか?



「片づいているはずなのにどこかすっきりしない…」部屋の中を見まわして、そんな違和感を感じることってありますよね。
ごちゃごちゃした印象を払拭するためには、やはり収納を増やして「見せる」と「見せない」を上手く使い分けることが大切です。そんなときに役立つのが「ディアウォール」というアイテムなんです。



ディアウォールのメリットは、
・クギやビスを使わないので、賃貸でも設置できる
・コストが安くできる
・好きな場所に好きなように棚を作ることができる
とくに、クギやビスを使わないという点が嬉しいですよね。女性でも簡単に好みの棚が作れます。あなた好みのインテリア作りを手伝ってくれる「ディアウォール」で、空いているスペースを有効活用してみませんか?



「ディアウォール」は付属のパッドと2×4材を使用して、クギやビスを使わずに好きなところに棚をDIYできるというもの。現代のリノベーションらしく部屋をアレンジできるというアイテムで、クギやビスを使わないので賃貸でも簡単に使えるのが嬉しいですよね。このように飾り棚として部屋をおしゃれにアレンジできます。


「ディアウォール」の基本的知識を身につけよう



「ディアウォール」はとても画期的なアイテムですが、使用する際にはいくつかの注意点もあります。
・畳やクッションフロアでの設置は状態をよく見てから判断する
・上下で垂直に使うこと
・手すりには使えない
などなど、設置したい場所の状態を一度確認してから使うことをおすすめします。


これならできそう。参考にしたい「ディアウォール」



簡単に使える「ディアウォール」ですが、どこでどのように使うか、慎重に場所を選びたいですよね。すでにディアウォールを使用しているインテリアをいくつかご紹介します。参考にしてみてくださいね。


リビングはおしゃれに見せたい場所



無骨なコンクリート壁もディアウォールに適した壁といえます。テレビの上のデッドスペースを上手く活用していますね。



飾り棚はリビングにひとつあると何かとはかどりますね。「飾り+実用的な収納」を兼ね備えているのがディアウォールなんです。



殺風景になりがちなテレビまわりの収納は、ディアウォールを複数使って大きな壁面収納を作ってみるのもおすすめです。水平器で棚がしっかり水平になっているかチェックすると簡単にできるそうですよ。


毎日使うキッチンだからこそ。



スパイスラックも作れちゃいます!賃貸によく見られる「ちょっとした空間」にぴったりな収納ですね。



キッチンやリビングの一角にこんな収納があるととてもおしゃれですね!家主が好きなお酒をディスプレイして、カフェのような収納が完成しています。ディアウォールは“ちょっとのすきま”をうまく活用することができるんですね。



ブルックリンテイストのインテリアにも、ディアウォールはぴったり。使用する木材も好きな色に塗装して使うことができるので、自分好みにアレンジすることが可能です。


玄関のデッドスペースだって、収納にしよう!



賃貸にあるシューズボックスは意外と小さくて家族が多いと収納が足りないこともありますよね。さらに使いにくいデッドスペースがあることも。そんなときこそディアウォールの出番です!これくらいのスペースで大容量の収納が作れちゃいます。


ちょっとしたスペースには「壁面収納」



ディアウォールの木材に有孔ボードを取り付けて壁面収納に。棚よりもスリムなつくりで、場所を取りません。壁面収納は見せる収納になるのでバランスを考えながら、キッチンツールや小物を配置していきましょう。


木材にかごや箱を取り付けて



かごを壁に掛けて収納したいときにもディアウォールは大活躍してくれます!ディアウォールの木材にかごを取り付ければ、壁に穴を開ける必要もありません。木材がお部屋にナチュラルな印象を与えてくれます。



ディアウォールは壁に使う方が多いかと思いますが、あえてお家の中央に設置してみるのもあり。木材にかごや小物を取り付ければ、お部屋の顔になってくれます。



キッチンにディアウォールで棚を作ったら、木材に木箱を取り付けてみましょう。デットスペースも有効に使えます。


                    ~次回に続く~