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自宅でまさかの熱中症!?室内の温度を上げないための対策とは?

「猛暑」より「酷暑」というほうがピッタリくる暑い日が続く最近の夏。


『熱中症に注意!』という呼びかけを聞くことも多くなります。


外出時やスポーツ時には、気をつけていても、室内ではあまり気にしない方も多いのではないでしょうか。


実は室内も意外と高温になりやすく、しっかり対策をすることが大切なんです。


毎年、注意喚起され続ける『熱中症』


熱中症が発生する主な時期は6~9月。救急搬送患者数は2010年から急増していて、全国レベルでは毎年4万人以上。気温や湿度が上がると発症しやすくなるので注意と対策が必要です。



こんな症状がでたら熱中症の疑いが!


温度や湿度が高いところにいる時に、身体の中の水分や塩分のバランスが崩れて、体温が調節できなくなり、様々な症状を引き起こすのが熱中症です。こんな症状が出たら熱中症を疑って、すみやかに対策を取りましょう。



実は❝自宅での発症❞が一番多い「熱中症」


熱中症を発症する場面といえば、野外のグラウンドなどの暑い場所が思い浮かびますが、実は「自宅」で発症する人の割合が一番多いのです。


それは外気温が高くなるにつれて、思いのほか室温が上昇していることに気づかないことが多いからです。日中に自宅にいる人は、どの年代でも注意が必要ですが、なかでも高齢者の熱中症が増加中で、2016年に救急搬送された高齢者は女性の約70%、男性の約50%以上。これは体温を下げるための身体の反応が弱るという高齢者の身体的特徴が大きく関係しています。




重要なのは、「自宅熱中症」を予防する暑さ対策


自宅熱中症は、室内の気温や風通し、そして体調に注意して発症を防ぐことが大切です。熱中症の発症が多くなるのは、外の気温が28℃以上の日、太陽が一番高くなる午後1時をピークに前後2~3時間ですから、自宅内にいても安心せずに、しっかりと暑さ対策をとりましょう。


自宅で熱中症にならないために大切なことは





夏の暑さは、室内に入り込む日差しや太陽の熱を遮ることで軽減できますし、自然の風を取り込む方法もエコな暑さ対策になります。