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シンプルに暮らすのが理想だけれど・・・ 続編

④物を手放すことを恐れない


一度、物を手放すともう二度とそれを迎えることができないのではないかという不安を感じがち。


でも、案外、なくても大丈夫というものも多いということを体感できると、断捨離のスピードがアップします。


必要な物は人それぞれ違います。


なにが必要で、なにがいらないのか、試行錯誤を繰り返していくしかありません。


処分してしまったけれど、どうしても必要なら、もう一度、おうちにお迎えすればいいと考えれば、気持ちがラクになりますよ。


⑤新しく物を買うときはよく考えて




手放すのに成功しても、またあまり使わない物や着ない服を買ってしまっては意味がありません。


新しい物を買うときは、それが本当に必要かをよく考えてからにしましょう。


⑥自分のキャパシティを知ることが大切




おうちの広さや収納場所のスぺースなどに合わせて、物の定量は決まります。


また、充分な広さがあったとしても、自分の管理能力を超えて物を持つと、結局は使わない物が増えるだけとなります。




自分のキャパシティを知って、いつも適正な量とはどれくらいなのかを考えておくことで、買いすぎを防ぐことができます。


アイテム別・断捨離のコツ


①一番溜め込みやすい「洋服」



「いつか着るかも」と思ってとっておいても実は着ないことの方が多いもの。


今年着なかった服は処分してしまってOK!抵抗があるなら「3年着なかった」など自分なりに期間は緩めてもいいですね。




捨てるのに後ろ髪を引かれる場合は、実際に着てみて鏡で確かめてみるといいですよ。


「最近のトレンドと違って着れないな」「髪型が変わって似合わなくなったな」など、納得できる理由が見つかるはず。


もし、着てみて「やっぱりコレいい!」と思ったらそれは残してもOK。




「捨てる」という行為がためらわれる場合はフリーマーケットやリサイクルショップに持ち込むのもおすすめ。必要とする人が新たに活用してくれますよ。


ちょっとした収入になるのも嬉しいポイント。




近くでフリーマーケットを行っていない場合は、インターネット上のオークションやフリーマーケットを利用するのも手です。


スマホがあれば、商品撮影から販売まで手軽に行えますよ。




残したアイテムは、ニットなら毛玉の処理をしたり、革製品ならクリームを塗ったりなど、メンテナンスには力を入れるようにしましょう。


一つひとつのアイテムをそれぞれ大切にすることで、少ないアイテムでもファッションを楽しむことができます。


②捨てるべきものの基準に悩む「靴」「バッグ」




まだ使える状態のものは取っておきたくなる靴やバッグ。


しかし、断捨離したいなら、服と同じように1年使わなかったものは処分の対象にすべきです。




その他、修理できない傷や汚れがあるもの、デザインが古いものも捨てる候補に。


足が痛くなる靴や重くて疲れるバッグも、結局はなかなか手が伸びなくなってしまいがちなので、あまり使っていなくても思い切って処分しましょう。




持つべき数の目安は、靴の場合は普段履き回す3~4足の他は、アウトドア用・冠婚葬祭用など用途別に1つずつ。


バッグも用途別に1つずつに絞るのが基本です。


ミニマリストを目指すなら、ライフスタイルにもよりますが、どちらも5個前後が目標。




新しいものを買ったら、それまで使っていたものは捨てる、というのも靴やバッグを増やさないためのポイント。


このルールを設けることで、買い物をするときにも「本当に今の自分に必要か?」をしっかり考えることができるようになります。


③捨て時が分かりにくい「本・雑誌」



本好きの人なら、本棚がいっぱいになってしまって収納に困った、という経験があるのでは?


今ある本棚に納まりきらなくなったからといって棚を買い足すとどんどん本は増えるばかり。




本をよく購入する人は3カ月に1回、など頻度を決めて定期的に本棚を見直すようにしましょう。


そして、お気に入りでもう一度読み返しそうなもの以外は思い切って処分!


雑誌は新しいものを買ったら古いものは捨てる、などルールを決めるといいですね。



                   ~次回へ続く~