物を増やさない15の法則 ~前編~
お部屋作りに欠かせないのは、物を増やさないこと
物の量を調整して、ゆとりある暮らしのベースを作ろう
物を増やさないメリットは、部屋がすっきり片付くだけではありません。
持ち物の量が少なければ生活にゆとりが生まれます。
買い出しに行く前にストックを確認しやすいですし、掃除をするときに床に置いてあるアイテムを移動させる手間もありません。
家事が楽になる分、心に余裕が生まれます。
それにより、家族や自分のために時間を使えるようになり、毎日が充実するでしょう。
理想の暮らしが手に入る。物を増やさない15の法則
意識的に物の量をコントロールする
①収納スペースは増やさない
今あるスペースに持ち物が入り切らなくなると「収納アイテムを追加しよう」と思う人は少なくないのでは?
しまう場所が増えれば、同時に物も増えやすくなります。
「これ以上収まらない」という場合は、不要な物を手放して空間を確保しましょう。
そういった経験を積み重ねると、新たに購入を検討するときに収納場所のことまで考えられるようになります。
冷静な判断は、衝動買い防止にもつながりますよ。
②無料だからといって何でも受け取らない
無料のサンプルや街で配っているティッシュ、コンビニでもらえる割りばしなど、とりあえずもらっていませんか?
小さな物でも数が増えると、収納スペースが必要になります。
使う予定があるのなら良いのですが特に必要ないのなら、受け取らないのがおすすめ。
もし、もらったときは「旅行用にとっておこう」などと取っておかず早めに使い切り、ため込まないようにしましょう。
③すぐに新しい物を買わず様子を見る
「在庫がなくなったから」「あったら便利そう」といって、すぐに購入するのは少し待って。
簡単に物を増やさず、しばらく様子を見てみましょう。
無くても困らないケースは意外とありますし、家にある他のアイテムで代用できる場合も。
色々考えたり試すうちに、工夫すること自体が楽しくなってくるはずです。
④物を手放すまでの工程をイメージする
購入を検討するときは、手放すときのことも考えてみてください。
家電や家具などサイズが大きいと処分する際、粗大ゴミに出す必要があります。
「粗大ゴミ処理券」を購入し申し込みをしてから決まった日時に出すか、自身で施設に持って行かなければなりません。
また小さいアイテムでも、捨てるとなると後ろめたい気持ちになる人は多いはず。
フリマアプリなどに出品するとなれば、画像や文章を用意することになります。
どんな物も手放すときには、少なからず手間が掛かることを頭に置いておくと、簡単に物を増やさないようになるでしょう。
⑤持ち物を見直すタイミングを決めておく
日頃から心掛けていても、いつの間にか物が増えてしまうこともあるでしょう。
定期的に見直す機会を作ると、持ち物の量をセーブできます。
新学期や長期の休み、衣替え、大掃除の前など、あらかじめタイミングを決めてカレンダーに記入しておいても良いですね。
何となく物を増やさないための習慣
⑥自ら欲しい物を探さない
100円ショップなど、手頃な価格で買えるお店には特に注意が必要。
あらかじめ必要な物をメモに書き出し、それ以外のアイテムは購入しないよう意識しましょう。
⑦「あの人が持っているから買う」をやめる
SNSでお気に入りのフォロワーさんの持ち物を見て、同じアイテムを買いたくなった経験をもつ人は多いのではないでしょうか?
人気があるからといって、自身のライフスタイルに適しているかどうかは分かりません。
人と比べず自分の基準をもつことが大切です。
⑧購入する前に欲しい物の条件を整理する
欲しい物が出てきたときは、具体的な条件を紙に書き出してみましょう。
「とりあえず買っておこう」と妥協して、中途半端なアイテムを購入してしまうのを防げます。
また「なぜ欲しいのか」「本当に必要なのか」も合わせて整理しておくと、冷静に判断できるでしょう。