少ない服を上手に着回すミニマリストになろう!目指すは素敵なワンパターン☆
ミニマリストとは
ミニマリスト=最小限主義者。
ここでは洋服に特化して、「最低限の服しか持たない」ミニマリストについてご紹介します。
少ない服しか持たない効果
「フランス人は10着しか服を持たない」
話題の書籍「フランス人は10着しか服を持たない」は、アメリカ人の主婦が学生時代にホームステイしたフランスでの暮らしと、人生が変わった出来事のひとつとして「10着だけのタンス」について書かれています。
その効果はいろいろ。
クローゼットの扉を開けるのが嬉しくなる
部屋に備わっているクローゼットは「10着がぎりぎり入る程度の大きさ」というのがパリのスタンダード。
そこにゆったりと収まっている服を見ると、気分が晴れやかになるそうです。
あちこち探したり迷ったりすることが無いと思えば、その気持ちがわかるような気がしますよね。
買い物欲がおさまる
そんな素敵な体験をすると、不思議と買い物欲がおさまります。
物足りなさを感じてしまいそうですが、逆に整然としたクローゼットを維持するため、極力購入を控えるようになるそうです。
そうなると、本当に必要なものを買うときに、素材にこだわった良いものを選べるようになりますね。
服の管理をしっかりとできるようになる
着る服がなくなってしまうので、まめに洗濯したり服をこまめにケアするようになります。
料理をする際にはエプロンをつけて服が汚れないように気を遣うなど、良い習慣が身に付きます。
何通りもの着こなしを考えられるようになる
当然、数少ない服をどう組み合わせるか着こなしに頭を使うようになり、何通りものスタイリングを考えられるようになります。
いつも好きな服ばかり着るようになる
ミニマリストを始めましょう!
始められる枚数から
クローゼットいっぱいに洋服がつまっている人に、いきなり「10着」というのは難しいかもしれません。
最初は15着や20着など、できる数から始めれば大丈夫です。
タンクトップやTシャツなどのインナーは数に入りません。
スカーフや帽子、バッグなどの小物も数にはカウントしなくてOKです。
そう考えると、意外と無理じゃないような気がしてきますよね。
手放すのは、「着ない服」と「着れない服」
必要な服だけを残し、不必要な服を手放す。その基準は、「着ない」または「着れない」もの。
1年以上着ていない服は、今後も着る可能性はかなり低いです。
買ってから1度も着ていない服や、前はたくさん着ていたけど好みが変わって着ていない服、もう着ないけど思い出があるから捨てられない服などは「着ない服」になります。
「着れない服」はサイズが変わってしまった、ほつれや穴、落ちない汚れがある服などです。
「痩せたら着れるかも」「ちょっと直せば着れる」というものも着る可能性は高くはありません。
本当に大切にとっておきたい服なのか、考えてみましょう。
手放す服の行き先・処分の方法は?
ダメージがあって着れない服は自治体のルールに従ってゴミとして捨てましょう。
着れる状態の服は売る、または譲ることをおすすめします。
宅配で買取を行うサービスや、実店舗のリサイクルショップ、フリーマーケットなど、ひと口に「売る」といっても方法はさまざま。
自分に合った方法を見つけてみましょう。
「売る」以外は身近な親戚・友人などに譲る、という方法もあります。
この場合、譲る相手の迷惑にならないように配慮が必要です。
また、慈善団体などへの寄付も良いでしょう。
どんな服を残すべきか
「着ない服」「着れない服」を手放していくと、「着る服」が残ります。
そこで残しておくべき服は「オールシーズン着れる服」「流行に左右されにくい定番」、そして「自分がときめく服」であれば良いでしょう。
服の枚数は季節ごとの基本枚数です。
たとえば、冬は10着にプラスしてコートなどのアウターを足してOKということです。