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給湯器の種類一覧!選び方・機能のご紹介♪②

続いて、選び方・機能のご紹介♪
 ■選び方■ 

ガス給湯器は給湯能力や機能などの違いによって、いくつもの種類がラインナップされています。 どの機器を選ぶべきなのか、その選び方について説明します。



給湯器についているシールを確認しよう!

まずは給湯器本体に貼ってあるシールを確認しましょう。製品情報を見ると、交換するときに必要となる上記のようなポイントを把握することができます。

◎シールからわかること

 ・メーカー

 ・設置タイプ

 ・号数、タンク容量

 ・追い焚きできる/できない


基本的には依然の給湯器と同じ設置状況・号数の給湯器と交換する必要があります。


確認事項①:給湯器の設置タイプ

給湯器の設置タイプは「戸建て」か「マンション」かで異なります。

自宅の設置タイプを確認し、現状と同じ設置タイプの給湯器に交換しましょう。

【戸建】

 ・壁掛けタイプ

 ・据置きタイプ

 ・浴槽隣接タイプ


【マンション】

 ・壁掛けタイプ

 ・PS設置タイプ


壁掛けタイプ:戸建て/マンション


壁掛タイプは、外壁面に固定されている給湯器です。給湯器の下側からのびている配管が、お風呂やキッチンなど各所につながっています。配管は、化粧カバーによって隠れている場合もあります。

マンションやアパートの場合、壁掛タイプの給湯器はベランダに設置されていることが多いです。

据置きタイプ:戸建て


屋外設置(屋外据置)タイプは、一軒家などの戸建住宅の屋外に、地面や石のブロックの上に設置・取り付けができます。

屋外設置(屋外据置)タイプの特徴は、配管が給湯器の側面から出ていることです。

さらに、お風呂の浴槽にお湯が通る穴が1つだけあるのも大きな特徴です。

浴槽隣接タイプ:戸建て

浴槽隣接タイプは、屋外設置(屋外据置)タイプ同様、一軒家などの戸建住宅の屋外に、地面や石のブロックの上に設置・取り付けができます。設置場所は浴槽のすぐそばである必要があります。

写真では屋外設置タイプと大差ないですが、浴槽隣接タイプの特徴は、給湯器本体の裏から浴槽が隣接している壁に向かって配管が2本でていることです。さらに、お風呂の浴槽にお湯が通る穴が2つあるのも大きな特徴です。

PS設置タイプ:マンションなど

マンションやアパートでよく見る、壁内に埋め込まれているタイプがPS(パイプシャフト)タイプの給湯器です。

給水管やガス管などがまとまったPSの中に、給湯器も収納されているものがあります。

PSタイプは「PS標準設置タイプ」「PS扉内設置タイプ」に分かれ、その中でも排気のタイプがいくつかあります。

マンションPSタイプは既存の給湯器品番から交換機種を特定していただき、排気にも注意して発注される必要がございます。

確認事項②:給湯機の号数

給湯能力による選び方        

ガス給湯器には、号数と呼ばれる給湯能力を表す数値によっていくつかの種類に分けられます。 大は小を兼ねますので、一般に号数の大きなものを選んでおけば間違いないのですが、もちろん大きいものほど値段が高めに設定されています。 

必要以上に無駄な出費をしないためにも最適なサイズを選びましょう。


 16号:《シングルライフ》冬場でも十分な湯量の確保が可能。

     ただし2箇所同時給湯には容量不足の為、

     一人暮らし向け。


 20号:《2人暮らし》1年を通してシャワー・台所・洗面の

     同時使用も可能。 快適な湯量が確保できる。


 24号:《ご家族(4人以上)》余裕のパワーで2箇所で同時に

     給湯しても問題なく利用できる。



上記のようなラインナップになっていますが、選ぶときには「同時に給湯するのは何箇所か」という基準で選ぶようにしましょう。 給湯がシャワーだけでいいのであれば10号でも問題ありませんが、キッチンとシャワーの同時使用をするのであれば、16号以上が必要になります。


また、冬場は水温が低いため、夏場に比べると同じ温度のお湯を出すにしても、大容量のガス給湯器が必要になります。 冬の寒さが厳しい地域の場合は、通常選ぶサイズよりも一回り大きなものを選ぶようにしましょう。



確認事項③:追い焚き機能の有無

追い焚き機能の有無も確認しておきましょう。追い焚き機能があれば冷めてしまったお湯を再び温めなおすことができるので、暖かい浴槽につかりたいという方には便利な機能です。


追い焚き機能あり


追い焚き機能がある給湯器の場合

「オートタイプ」「フルオートタイプ」の2種類に分かれます。

以下のような違いがあります。


オートタイプ】

 ・自動お湯張り ・自動追い焚き ・自動保温


【フルオートタイプ】

 上記オートタイプ+

 ・自動足し湯  ・配管の自動洗浄  ・自動沸き上げ


フルオートタイプは、自動追い焚きや自動保温にくわえて、自動足し湯が追加されています。製品によっては配管の自動洗浄機能が付いているものも。

オートタイプからフルオートタイプへの交換は自由なので、家族が増えたり入浴スタイルが変わったりした場合は変更を検討してみてください。


追い焚き機能なし


追い焚き機能がない給湯器は、「給湯専用」「高温水供給型」に分かれます。

「給湯専用」はお湯を蛇口から出すことだけを行う給湯器です。「高温水供給型」は高温のお湯を差し湯できます。


                                     


おおまかな給湯器の種類についてご説明させて頂きましたが、もっともっと細かく分類されたり、いろいろな機能が種類によって変わってきます。


交換をされる際は、きちんとその家に合った給湯器を選んでくださいね(^^)/


また給湯器の設置には資格が必要です!給湯器を交換する際は、業者に!弊社アドバンスに依頼・相談してくださいね!!